悪化
2016年 09月 07日
ギフは、白血病が悪化したようです。
土用の丑の日の差し入れ
四万十川の鰻ちらし寿司
先日、訪問看護から電話があり、
『抗がん剤開始します』と言われた。
腎機能も低下しているとのこと。
在宅時は寛解状態だったが、入所して3ヶ月に1度の血液検査の度に、白血球が増えていた。
今回の検査ではついに10万を越えてしまっている。
抗がん剤投与について、打診ではなく、『開始します』と決定事項の報告だった。
本人にも確認はしているはずなので、
ギフが『飲む』と選択したのなら、私たちには止める権限はない。
見守るしかない。
日曜日は兼ねてからの予定通り、ショッピングモールへ外出。
この辺では一番大きなモールで、端から端までバギー移動だったため、相当疲れたはずだが、
ギフの好きなモノを買い、
ごはんを食べ、
お酒を飲み、
好きなコーヒーを飲む目的があったので、
文句も言わず、終始ご機嫌でした。
喫茶店で息子と私は持参した本を読んでいるのに対し、
ギフは買った本と一緒に袋に入っていた広告を、熱心に見ていた。
『何か始めるの?』と聞くと、
『いやいや』と。
『買った本を読めばいいのに』と、いうと、
『だって、勿体ないもの』と、広告を熟読するギフ。
施設に戻り、スタッフにお土産を手渡しながら、買ってきたモノを見せ自慢していた。
ギフが熱心に読んでいた広告
白血病の根治には、骨髄移植しかないと言われているが、
移植をしても、30%の存命率です。
私の友達も、移植後の副作用で亡くなりました。
悪さをする細胞が増殖したからといって、抗がん剤を投与しても、溢れたものに蓋をするようなもので、対処療法にすぎず、
副作用に苦しむのが、目に見えるよう。
最近買った東洋医学の本に、
《前骨髄白血病細胞の増殖を抑制する作用が梅にある》と、記されている。
そういえば、2週間に1度~多いときには週1で、漬け物をはじめ、ごはんの友系を買ってきてと電話があった。
施設で提供されている食事は、減塩食。
ギフの体内には塩分が足りていないのだ。
白血病は極陰の病気であり、質の良い塩分が必要だと思う。
在宅生活では、毎朝必ず梅醤番茶を飲んでもらっていたが、この判断は間違いではなかったようだ。
取り敢えず、ギフ希望ではなかったけど梅干しを持参した。
毎日1つは食べるように。
抗がん剤の副作用で食欲がなくなっても、梅干し(だけでも)は食べるように。
副作用で吐気がしても、梅干しを食べると楽になるからと伝えると、
ギフは神妙に頷いていた。
面会時は、毎回必ず松寿仙を飲んでもらうが、
コップを手渡しても『後で飲む』と言うのに、
この日は一気飲みしていた。
ギフも思うところはあるようだ。
by gihuben
| 2016-09-07 15:47
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